FXのチャートには時間足ごとに特徴があります。まず長い時間となっている月足や週足、日足といったものは、価格変動の大きな流れを見るのにおすすめです。移動平均線やボリンジャーバンドなどを活用して、これからの価格がどちらに移動していくのかを見極めるのに有効といえるでしょう。その中で4時間足や1時間足を活用し、最近の動きを見ることができます。
大きな動きを確認したら、時間足を使って今週はどのような動きをしているのか、この数日間の動きは?と見極めることができるのです。最後に短い時間足でトレードするタイミングを待つというのがよいでしょう。FXにおいてはこの待つ作業が重要です。流れで取引するのではなく、レートが○○になったら売ろう・買おうというスタイルの方が勝率は高くなります。
できることなら長期的な流れ、中期的な流れ、短期的な流れが一致しているタイミングが理想的です。大きな流れにも乗っているので、長期保有につなげることができ、結果的に利益幅をしっかりと伸ばすことができます。FXは基本的に損小利大の投資なので、ある程度負けることは仕方ありません。大切なのは手を引くタイミングです。
ポジションを持ちすぎて取り返しのつかないことになることは多々ありますが、早く手仕舞いしてしまえば、再度挑戦することができます。そのタイミングで勝てばよいのです。そろそろ上がるかもしれないと希望的観測に浸るのではなく、素早く手を引くことがトレードで勝つために大切なことといえるでしょう。