FXではチャート分析を欠かすことができませんが、中でも最も重要とされているチャート分析はサポートラインとレジスタンスラインによる抵抗帯です。FXでは重要となる抵抗帯をいかに見つけるかが勝敗を分けるカギとなりますので、ここではサポートラインとレジスタンスラインの中でも、特に重要となってくる抵抗帯の見つけ方をお伝えしていきます。まず一般的なサポートラインとレジスタンスラインの見つけ方ですが、これは何度も止められて、反発をしている部分に引くとされています。もちろんこれは間違いではありませんが、FXのチャートで何度も止められていて、反発をしている部分すべてにラインを引いていくと数が多くなってしまい訳が分からない状態となってしまいます。
ですので、ある程度引く部分を厳選していく必要があるのですが、その方法はファンドなどの大口のトレーダーが作ったであろう抵抗帯を見つけることです。この方法は簡単で、そもそも相場の世界では大きな流れには逆らってはいけないとされています。という事は日足などのトレンドが出ている場合には、個人投資家はその流れに沿った取引しかしないはずです。ところが日足などでも、当然トレンドの終焉が訪れます。
そのような大きな時間軸でもトレンドの終焉となった抵抗帯には、大口のトレーダーのポジションが溜まっています。すると再びその抵抗帯にぶつかると、その大口のトレーダーたちがここは突破させないと大きなお金を投下して、さらに強い抵抗帯となります。要するに大きな時間軸で、流れを止めたポイントや大きな流れのスタート地点には大口のトレーダーの資金が溜まり、強い抵抗帯となっているという事です。