FX投資について、人によっては「あれは投資ではなくてギャンブルだ」と言う人がいます。時には投資家の人たちの中にさえ、そのような意見を持つ人もいます。それどころか、もっと極端な人は、「所詮、投資なんて全てギャンブルだ」という意見さえ口にすることがあるのです。とにかくFX投資をどのように捉えるとしても、それはその人の勝手です。
ただし投資それ自体は絶対にギャンブルではなくて、あくまでも投資なのです。ただし投資家がギャンブルまがいの取り引きを行ってしまったとしたら、その時点で、その投資は投資ではなくなってギャンブルに成り下がってしまうことも確かなことです。ですからFX投資が投資として存在するのか、あるいはギャンブルとなってしまうのかは、結局は取り引きを行う人のやり方次第なのです。たとえばバイナリーオプションを考えても、「あれは立派な投資だ」と考えて、リスク管理や資金管理を適切に行って取り引きをする人は大勢います。
しかしその一方で、「バイナリーオプションは丁半博打と同じだから、ギャンブル感覚で楽しくやろう」と考えて取り引きを行う人も少数ですが実際にいます。ですからその人たちにとってのバイナリーオプションは、投資ではなくて本当にギャンブルなのです。いずれにしても、投資もギャンブルも「自己責任で行うもの」という点は同じです。その絶対的な大前提は共通していますので、たとえギャンブル感覚であったとしても、やるからには勝つために真剣に努力したほうが自分のためになるに違いないでしょう。